映画レビュー「ヒューゴの不思議な発明」。ファンタジーでもラブロマンスでも無い。良質な大人の映画

ヒューゴの不思議な発明 [DVD]

さすがはマーティン・スコセッシ監督!なんという良質な大人の映画じゃこれは!! 部屋を薄暗くしてワインとチーズを片手に鑑賞したらシックリきそう、そんな映画のご紹介です。


今は亡き父親が博物館の奥から見つけ出してきた謎の多いゼンマイ人形。彼の修理の過程を通して徐々に明らかになっていくその人形の正体、そしてその人形を作った人物を巡る映画です。
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人形が勝手に動き出すとか、魔法の力を宿しているとか、人形の謎を解くために大冒険するとか、そんなファンタジーでは全くありません。映画の舞台は主人公の少年が住み着いている駅の中。外に出ることもほとんどありません。そして、駅の中という狭い世界だからこそ登場人物もほんの僅か。とてもシンプルな映画の世界です。


マーティン・スコセッシ監督らしく、オーケストラ音楽による効果音が描写を更に盛り上げます。なんだか見ていると60年代の映画を見ているような感じですので、正直、子供と一緒に見る映画としては難しいかな・・・。だからこそ、ご夫婦で、恋人と、ゆっくり観るのにオススメな作品ですよ。


また映像が本当に美しい。これこそ映画館で観たかったなぁ、と思わされる映像美です。マーティン・スコセッシ監督初の3D映画だそうですね。


話の展開も、序盤はあまり面白みが分からずつまらなく感じてしまうかもしれません。スピード感もゼロ。ですが徐々に明らかになってくる真実に、目が釘付けになるのは間違いないですよ!


ただ正直いうと、この映画のタイトル(邦題)は「ヒューゴの不思議な発明」ではないよね‥ というのがタイトルへの正直な感想でしょうか。。。まぁご覧になればお分かりになるかと思います。


とにもかくにも、大人向けの「これこそが映画!!!」というのをご希望の方はぜひご鑑賞ください。


では。

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